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朝から悲しいニュースをやっていました。イスラム国に拘束されていた後藤健二さんが殺害されたようです。動画が投稿され、日本政府へのメッセージと言うタイトルで、黒い装束を着た男性が後藤さんの横に立ちナイフをもってべらべらと・・・
日本に対して色々いってました。

そして後藤健二さんのアゴ辺りを掴んでナイフを・・・・

まあよくも簡単に殺せるものだなと 。

【以下引用】

映像は約1分間。20日に投稿された映像と同じようにISの広報部門のロゴマークが入っていた。日本政府へのメッセージとの表題で、オレンジ色の服を着て、後ろ手に拘束されてひざまずく後藤さんと、黒ずくめで覆面姿のIS戦闘員とみられる男が登場する。

 男は「我々の戦士は血に飢えている。安倍(晋三)首相が勝てもしない(ISとの)戦争に参加するという決断を下したせいで、ケンジを殺すことになった」 などと殺害行為を正当化し、手にしていたナイフを後藤さんの首元に突きつけた。さらに「我々はどこであろうと、日本人を見つければ危害を加える。日本に とっての悪夢が始まる」と日本国民を脅した。その後、地面に横たわった後藤さんの遺体と見られる映像が映し出された。後藤さんが発言する場面はなかった。

 男は1月20日の最初の映像に登場した人物と同じとみられる。背景は砂漠とみられるが、20日の映像とは異なっていた。男はカサスベ中尉には言及しなかった。

 湯川さん同様、後藤さんも映像以外に殺害を証明する材料はない。ISは過去の人質殺害事件で、遺体を返還するなどしておらず、安否確認を含めた実態解明は困難が予想される。

 一連の人質事件は1月20日に表面化。政府はヨルダンやトルコなど友好国に協力を依頼して対応を進めていた。しかし、24日の声明で、後藤さんの解放条 件としてリシャウィ死刑囚の釈放を求める一方、死刑囚が釈放されなければ、後藤さんとともに、中尉も殺害すると警告。ヨルダン政府は、中尉と死刑囚の身柄 交換には応じる姿勢を見せていたが、ISは交渉が決裂したと判断した模様だ。

 ヨルダン政府としては、ISの要求通りに死刑囚を釈放しても、中尉を奪還できる保証はなかった。米軍主導の有志国連合による対IS空爆に参加するなど、過激派対策を推進する立場もあり、後藤さんとの交換による死刑囚釈放を拒否した模様だ。

 一方、ISは当初要求していた2億ドルの身代金奪取や死刑囚の奪還には失敗したが、一連の脅迫によって存在感を誇示することに成功した。

 ISは1月20日、後藤さんと湯川さんを拘束している映像を公開し、日本政府に対して「72時間以内に2億ドルを支払え」と要求した。24日には「湯川 さんを殺害した」と主張して遺体とみられる画像を公開。身代金の要求を取り下げ、リシャウィ死刑囚と後藤さんの「捕虜交換」を要求した。さらに27日には 死刑囚を釈放しなければ、24時間以内に後藤さんとカサスべ中尉を殺害すると脅迫。29日日没までに、死刑囚をトルコとIS支配地域の境界に連れてくるよ う求めていた。

 湯川さんは昨年7月にシリア入りした後、同8月にISに拘束された。軍事関連の経験を積むのが目的だったとされる。後藤さんは昨年10月旧知の湯川さんの救出や取材目的でシリア入りし、「IS支配地域に向かう」と友人に伝えた後、消息を絶っていた。

【引用元:毎日新聞】
とまあ、後藤健二さんが殺害された写真を見るとまあなんとも痛ましい・・・
そのまま前に倒された感じで背中に後藤健二さんの首が置かれていました。

ネット上の声では・・・

生きて帰れるんじやないかと少しは期待したがとても残念です。ご冥福を祈ります。

最悪なシナリオになったか・・・けど、ヨルダン政府は間違ってない。

やられてしまったか。本人も覚悟の入国で仕方無いと思う。これ以上イスラムに入国出来なくすれば良い。標的になるだから。

様々な宗教や文化に関して、よくわからないけど、こんなにも簡単に人を殺める事が許されるもんなのか…

今後、ジャーナリストの皆さんには、紛争地域には立ち入らない方がよいというメッセージになったのではないのでしょうか?

結局、イラクやシリアはまだ独裁政権が保ってくれたほうが良かったのではないかと思う。結局、無政府状態になるとこういうテロ組織がのさばってくる。

「非難されるべきはイスラム国で、日本政府の対応ではないことを日本のマスコミには是非、理解のうえ報道してもらいたいと思う。」

「悔しい、怒り、何が理由あっても、無実の命を奪う権利ないだ!日本政府の無力さと幼稚さが世界に検証された、くやしい、」

「コレをもって鷹派右側の安倍はアメリカの言いなりの軍事強化へ突き進み、イスラム国の壊滅へと軍事侵攻!自衛隊の武力行使を狙ってる?」


とまあ色々と意見がありました。

残念と言う声がやはり一番多かったです。政府への対応を非難するのはおかしいと言う人もいれば、政府は無能だと言う声もおなじようにありました。

ま、結論から言うと正解は無いと思いますし、戦後受けてきた平和教育の賜物でしょうか。外国の人から見れば平和ボケしてると見られているでしょうねぇ。。。

コレを機にますます日本が軍事強化うんぬんの意見は、そっち系の人はもちろん普通の人にも意見はあるようです。まあ海外での武力行使と言うのがありえるかは世論次第と言った所でしょうし、アメリカがある程度管理する所になるでしょう。

どこぞの外国人タレントが、日本の左翼はどの外国の左翼とも違って愛国心が全く無い左翼って言われてましたが。。。

ま、関係ない話はともかく、後藤健二さんのお母さん?生みの親の石堂順子さんは言葉も出ないと動転されているようです。また、後藤さんの叔父は、覚悟はしていたとし、ただただ非常に残念な結末になってしまった。日本政府をはじめ、ジャーナリストの仲間や、関係者の皆様、健二を知らない人までも、救出の活動にあたっていただき、ありがとうございました。気持ちの整理がまだつきません。今はまだこのくらいの言葉しか出てきません。

とコメントされたようです。

まあ海外での誘拐などの被害にあった場合の保険に入っているという話もありますし、それなら最高で5億円程度の保険金が入りますが‥殺されてしまってはそんなお金で悲しさが残された子供達の今後の悲しみ消えませんよねぇ‥

そんななか、朝日新聞のイスタンブール支局長が、シリア国内で取材していることが31日、分かったそうです。マスコミやジャーナリストは報道の使命って麻薬みたいなもんなんですかねぇ。それとも正義感みたいなのがあるのでしょうか。一つ間違えれば迷惑をするのは日本人なのですからねぇ。。 

まあでもジャーナリストが居ないと知れない事が有るのも事実‥複雑ですね‥